初詣 〜 参拝にも美しいマナーがあります (English ver. available)

あけましておめでとうございます!
2013年がはじまりました。お正月三が日に、初詣に行かれた方も多いのではないでしょうか。わたしは、毎年恒例になっている日光東照宮にある「二荒山神社」に行って参りました。
年の初めにお参りすると、その年の幸福が増すとされています。本来は、自分たちが住む地域の「氏神(うじがみ)様」を祀っている神社にお参りするのですが、最近は有名な神社へでかける人が増えているようです。

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日光「二荒山神社」の鳥居


参拝にもマナーがあるのをご存知でしたか?ちょっとここで正しい参拝の仕方をおさらいしておきましょう。大人として身につけたいマナーでもありますから押さえておきたいですね!
1. 参道の歩き方
鳥居をくぐる前には衣服をととのえ、軽く会釈をしてから境内に入ります。鳥居の向こう側は神様の空間です。神様がお通りになる参道中央は避け、左右どちらかに寄り、ゆっくりと歩きながらお参りをする心の準備をします。
2. 手水舎(ちょうずや)
ひしゃくがおいてある水場を手水舎といいます。参拝者が身を清める場所です。両手と口を洗い清めることによって心と魂も清めることになります。
3. 参拝
神社によって参拝の仕方は異なりますが、ここでは二拝二拍手一拝の方法を。正面に立ち軽く会釈をし、鈴をならします。鈴は邪気を祓(はら)う力があると考えられているのでここでしっかりとならします。
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おみくじ(OMIKUJI)


お賽銭箱にお賽銭をいれます。昔は大事な米や銭をいれました。私欲があってはできないことなので、賽銭には心の靄(もや)を祓うという意味があります。
二拝(深いおじぎを二回)します。これは神様への敬意をあらわします。胸の高さで手のひらを合わせ、右手を少ししたにずらして、二拍手。その後、指先をきちんと合わせて祈りを込めてから手をおろします。
手のひらをずらすのは、神様と人とがまだ一体になっていないことを意味します。二回拍手(かしわで)をうつことで神さまを招き、その後手のひらを合わせることで神人が一体となり、神の力を体得します。
最後に一拝して終了。最後に一度おじぎをすることで神様を送り返します。
これまで何気なくしてきたお参りも、ひとつひとつの動作に意味があります。神さまや自然界に対する先人たちが抱いていた畏怖の念や、謙虚さを感じることができますね。
さて今度の初詣は、これまでと違った新鮮な気持ちでお参りすることができるかもしれません。楽しみです。

(参考)「粋なおとなの花鳥風月」三浦康子著

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“Japanese Beautiful Worshipping Style”
A HAPPY NEW YEAR!
2013year has started. Some of you might go to HATSUMODE, which is very first visit to a shrine.It is said that to pray at beginning of the year make wellness increase. Did you go to a shrine and do you know there is a beautiful Japanese worshipping style.
1. how to walk the shrine’s approach
Before passing under the gate(shrine’s gate called TORII) you should fix your cloth up and enter with bowing slightly. Beyond the TORII is GOD’s field so should not walk center do one side or the other. Walk slowly and prepare your mind to play for.
2. at hand-wash place called CHOZUYA
A place there are some ladle called CHOZUYA. Clean our hands here can make cleanse our body and soul at same time.
3. Worshipping
It’s difference depends on shrines, worshipping style. First, stand up face the front with bowing and ring the bell, which means remove evil spirits. Next, bow twice. This means deep respect to GOD. Put our hands together at a thoracic level next clap hands with stirring right hand, after that play with putting both hands together again. To stir a hand means it’s not coming together man and GOD yet. Finally to bow one time.
There are so many meanings in Japanese worshipping style and we can feel that Japanese forefather had expressed their fear and respect spirits for GOD and nature world.

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