7月〜またの名を「愛逢月(めであいづき)」2014

天の川

短冊に歌や文字を書く「七夕」の行事にちなみ、7月には「文月(ふみつき)」という呼び名があります。そしてもうひとつ七夕にちなんだ異名が「愛逢月(めであいづき)」です。
織り姫と彦星が一年に一度会うのだという日。ふだん逢えないふたりが、せめて日の長いこの月に「一分でも一秒でも一緒にいられますように」。そんなねがいを、先人たちは短冊にこめたのかもしれません。
雨で川を渡れないとき、鵲(かささぎ)にのって逢いにでかけます。きめ細やかな宝石が空から降ってくるかのように、満天の星でうめつくされる「天の川」を超えて。
昼過ぎにはやみましたね。楽しい一夜になりますように。
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