TokyoからEDOへひとっ飛び〜落語の魅力つたえます(前編)

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現代の東京から江戸の町へひとっ飛び!
タイムマシンでいくのかですって?いいえ、ちがいます。こたえは「落語」です!
噺家(はなしか)さんがぱっと羽織をぬぐや、あたりは一瞬で江戸の町に。「笑点」は見たことがあっても、落語をきいたことがあるという方はあまりいらっしゃらないかもしれません。
落語は、江戸時代中期に日本で確立され現在まで伝承されている話芸のこと。身振りと語りのみで話を進めていくその方法は日本にしかない独特のものだそう。
その高度な技術ゆえ、落語家にいたる道は決して平坦ではありません。師匠に弟子入りの許可をもらうと「前座見習い」となります。
数年の下積みを経て「前座」へ。楽屋に入ることが許されます。
「二ツ目」へ昇格すると、見た目は一人前の落語家さん。そしていよいよ「真打(しんう)ち」へ。「師匠」とよばれお弟子さんをとれるようになります。ここまでいたるのに早いひとで10年。確実に落語家になれるという保証はどこにもないのですから、よほどの覚悟が必要です。
そうして研鑽された話芸はまさに芸術。そんな落語の魅力を、まだ知らない多くの人に!と、さまざまなコラボレーションを通じて落語の魅力を伝えているひとたちがいます。「まきしまいきかく」さんです。ご自身が最初に落語に触れたときの大きな衝撃が、次々に企画をおこす原動力となっているといいます。
次回は「まきしまいきかく」の主催する落語イベント「tokyo ⇔ edo(tokyo to edo, edo to tokyo)」についてご紹介します。

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